Fjord
Lofoten, Norway
砂利道は細長いフィヨルドにU字型に沿って続いた。対岸は目の前なのに、橋を架けるには対岸までの距離がそこそこで、フィヨルドの奥行きはわざわざ橋を架けるほどもなく、結局橋は造られずに車はフィヨルドの周りを一周して対岸に渡るしかなかった。使われなくなった漁船が岸辺に打ち上げられて朽ちていた。ロフォーテンに来る前に想像した光景だ。雪を残した岩山が少し離れた場所に見えてはいたが、鄙びた雰囲気を演出するには背景となる風景が相変わらずこざっぱりとしていて、スコンと抜けていた。