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| 自由研究室 |
テレビの音も聴けるワイヤレススピーカーが欲しい!

候補にしたワイヤレススピーカー

「スマホからワイヤレスで手軽に音楽やラジオを楽しみたい」
「部屋全体に広がる音で聴きたい」
「テレビの音もワイヤレスで聴きたい」

そうした希望を叶えそうな、それぞれの特徴を持つ1万円〜5万円くらいのワイヤレススピーカーをピックアップしてみました。

  • BOSE SOUNDLINK REVOLVE 2万〜3万円
  • BOSE HOME SPEAKER 500 5万円前後
  • Bose Solo 5 TV sound system 3万円強
  • SONY SRS-HG10 2万円強
  • JBL Charge 3 1万円強
  • Denon DSB250BT 2万程度
  • Beoplay M3 3万円程度

BOSE SOUNDLINK REVOLVE

360度の全指向性スピーカーとしてはBOSEの「SOUNDLINK REVOLVE」が代表的なスピーカーになると思います。大小2種類あり、価格は2万〜3万強。スマホのSiriやGoogleアシスタントに音声入力も可能です。BOSEはあまり詳しく仕様を出さないので出力ワット数などは不明ですが、小さい方の「SOUNDLINK REVOLVE」で15〜20W、大きい方の「SOUNDLINK REVOLVE+」で20〜25Wといった雰囲気でしょうか…あくまで想像ですが。3.5mmステレオミニジャックもありますので、パソコンやテレビなどと有線で接続が可能です。ワイヤレス通信距離は最大9mとなってますので、Bluetoothバージョンはおそらく4.xかと推測されます。ワイヤレス接続はBluetoothのみで、Wi-Fiには対応していません。防滴仕様なので、多少の雨でも大丈夫。小型の「SOUNDLINK REVOLVE」は気軽にアウトドアへと持ち出せそうです。一方「SOUNDLINK REVOLVE+」はやや大きなサイズなため、アウトドアに積極的に持ち出すというよりは、家の中で、自分の好きな時に、好きな場所に移動して使うといったシーンが似合いそうです。

BOSE HOME SPEAKER 500

モバイル性が必要なく、音に迫力と広がりが更に欲しい時は、「BOSE HOME SPEAKER 500」が選択肢となります。常時、電源コードに接続して使う置き型ワイヤレススピーカーです。Amazon Alexaを搭載し、ステレオサウンドにも対応。自宅でのインターネット接続にWi-Fiを使っていれば、Bluetoothよりも安定したWi-Fiネットワークを利用して、Amazon MusicやSpotifyにアクセスできます。iPhoneやiPadなどから手軽に高音質のワイヤレス接続が可能な、アップルのAirplay 2にも対応予定(2019.2月現在)とされています。ワイヤレスと音声認識用のマイクというスマートスピーカーとしての性能が充実した代わりに、外部入力端子は省かれたようです。置き型ワイヤレススピーカーまたはスマートスピーカーとして、最強の選択肢の一つとなりそうですが、値段の方も本格派の5万越え。BOSEサウンドのファン、Amazon Echoでは満足できなかった音質重視のAmazon primeユーザーなどには魅力的な製品となりそうです。

Bose Solo 5 TV sound system

テレビで使うことも想定した場合は、「Bose Solo 5 TV sound system」も一つの選択肢となりそうです。テレビ用のコンパクトなサウンドバーで、ポータブルではなく電源につないで使用します。
サウンドバーとは言っても、Bluetoothに対応しているので、スマホやタブレットを接続すれば、音楽をワイヤレスで再生することも可能です。大型のサウンドバーと、小型のワイヤレススピーカーの、ちょうど中間あたりの製品になると思います。発売時期が2016と少々古さを感じざるを得ませんが、上位機種となるAmazon Alexa搭載の「Bose Soundbar 500」が7万円であることを考えると、AIスピーカーを求めない人にとっては、3万円台とお値頃感とお手頃感があります。コンパクトなサウンドバーとは言え横幅は50cm強と、小型ワイヤレススピーカーと比べると、公式にはステレオとの表記はないものの、物理的に音の立体感に差が出そうです。ただ、「SOUNDLINK REVOLVE」のような360度の全指向性スピーカーではないため、スピーカーの前という定位置で視聴しないと、その良さを体感しにくくなります。サウンドは、それなりの迫力を感じましたが、音源が悪かったのかもしれません…解像感がやや曖昧な印象を持ちました。低音については、リモコンからのコントロールで、低音好きな人も、そうでない人も、好みのサウンドに調整することができます。外部入力端子は、光デジタル、同軸デジタルとアナログのステレオミニジャックです。残念ながらHDMI端子はありません。

SONY SRS-HG10

ソニーでは小型のワイヤレススピーカーを「ワイヤレスポータブルスピーカー」と呼んでますが、特に「SRS-HG10」は横幅20cmと非常にコンパクトながらもハイスペックで、ハイレゾはもちろんWireless Stereoにも対応、かつステレオミニジャックも付いています。出張が多いビジネスマンなら、コンパクトとは言っても重さが700gあるので、それを苦にしなければホテルでの休息のひと時を音楽に癒されながら過ごすのに最適なスピーカーとなるかもしれません。音質は、サイズ的に近いBOSEの名作SoundLink Miniより繊細で解像感が高く感じられましたが、小ささが故に、スピーカー正面で聴かないとその良さが充分堪能できないので、パーソナル指向の強い製品という印象がしました。iPhoneユーザーに少々残念なのは、AirPlayには対応していません。また音ズレが殆どないと言われるaptX LL(Low Latency)コーデックに対応していないので、ワイヤレスでのムービー鑑賞には厳しそうです。価格は20,000円強と高性能相応のもの、となっています。

JBL Charge 3

ソニーの「SRS-HG10」より価格を抑えて、それなりの音圧が得られるステレオ仕様の製品としては、JBLの「Charge 3」あたりが候補になります。 防水機能と最大20時間の連続再生が可能なので、アウトドア用途に向いた製品だと言えます。でもカバンに入るような大きさではないので、車に載せてどこかに持ち出す、というシーンが想定されます。このスピーカーもステレオミニジャック付きでアナログ接続が可。音の解像感は、やや荒々しさを感じましたが、10,000円代と手頃な値段が魅力的で、静かな家の中でじっくりというより、外で使う分には、水に浸しても大丈夫という防水性能もあり、少々ラフな扱いも気兼ねなく、音質も音圧も充分かな、という印象です。「SRS-HG10」同様、AirPlayとaptX LL(Low Latency)コーデックに対応していません。

Denon DSB250BT

パソコンやタブレットなどで、YouTubeやAmazon Prime Videoなどのムービーをワイヤレススピーカーで楽しみたい場合は、地味な存在ながら、音声と映像のズレが極めて少ないaptX LL(Low Latency)コーデックに対応した、Denon(デノン)の「DSB250BT」「DSB150BT」あたりが最も有力な候補になります。ステレオミニジャック入力端子もありアナログ接続も可。「DSB250BT」では、モバイルには向かず低音が強すぎるというレビューも見受けられましたが、ソニー「SRS-HG10」やJBL「Charge 3」と同レベルの出力パワーが欲しい場合は「DSB250BT」が対抗馬になります。但し、この製品はステレオであるとの仕様表記はありませんが、同機種2台でのステレオペアリングが可能とされています。価格は20,000円弱。デノンと言えば、2010年に100周年を迎え、CDプレーヤーやアンブなど日本を代表する音響機器の老舗ブランド。音作りに関しての信頼度は高いです。

Beoplay M3

デンマーク発のオーディオ・メーカー「Bang & Olufsen(バング&オルフセン)」から、2018年に発売されたワイヤレス小型スピーカー。こちらのスピーカーもBOSE HOME SPEAKER 500と同様に電源コードに接続して使う置き型ワイヤレススピーカーです。Bluetoothのバージョンは4.2。Wi-Fiネットワークを利用した、アップルのAirPlay、GoogleのChromecast、そして有線の外部入力用ステレオミニジャック付き。電源コード接続だけあって、アンプ部は40WクラスDウーハーアンプ×1、40WクラスDリアトゥイーターアンプ×1、とモバイル系に比べて余裕を持った設計になっています。ワイヤレスの対応コーデックはAAC、SBCと標準的な仕様で、aptX LLには対応していません。スピーカー部はモノラルで、縦配置されているため指向性と言えると思いますが、ウーハー上部に円錐系の反響パーツが付いた特殊な造りをしており、想像以上に音の広がりを感じられます。通常仕様では、カバー部に上質なファブリックが使われており、さすが北欧デザイン、インテリアとしてのオシャレ度がグッとアップ。B&O製品としては手頃な30,000円程度と、BOSE以外の選択肢として絶妙な価格設定になっています。